ダークブルー

 

土地名 パークプレイス ボードウォーク
価格 350 400
土地のみ 35 50
家1軒 175 200
家2軒 500 600
家3軒 1100 1400
家4軒 1300 1700
ホテル 1500 2000

 

全てのカラーグループの中で、最強の攻撃力を誇るダークブルー。それまで比例的にあがってきたレンタル料の法則を覆す、乱暴なまでの破壊力。それゆえに使いにくくはあるが、文句なしにモノポリーを象徴する夢のカラーである。

 

<メリット>

ダークブルーの利点には、言うまでも無く高い攻撃力が挙げられる。例をあげるならば、まず、家2軒ずつでライトブルーのホテル並、そして3軒ずつで既に同じ列であるグリーンのホテルと同レベルのレンタル料を得ることができる。万が一ボードウォークのホテルに誰かが止まろうものなら、どんな戦況でもひっくり返るだろう。止まったプレイヤーとレンタル料を得たプレイヤーの間には、4000ドルの差ができるのだ。

また、チャンスカードの中に「ボードウォークへ行け」が含まれているため、1度はボードウォークに客が来ることを見込むことができる。もちろん、最後までカードが引かれない時や、自分が引いてしまう時、などはあるだろうが。

 

<デメリット>

ダークパープルと同様に、権利書が二枚しかなく、家は建てやすいが客が止まる確率は非常に低い。また、「GO TO JAIL(刑務所に行け)」の後に位置するため、さらにプレイヤーが止まりにくい。

ダークブルーは使いにくい割には警戒されるカラーなので、高いお金を払った上にあまり役に立たなかった、というパターンも多い。

 

<戦略>

とはいえ、やはり腐ってもダークブルー。家をちょっと建てれば突然脅威にはなるし、何より華がある。ダークブルーにホテルが建つというのは、トップになるのと同じくらい嬉しいものだ。

さて、実際のゲームでいかに使うか、だが、はっきり言って、ダークブルーだけではなかなか勝てない。確率が低すぎるのだ。だが、どんなに余裕がある相手でも突然破産させられるくらい強いので、ダークブルーに止まった客から物件を奪って、一気にトップに踊り出る、ということも十分可能だ。

ダークブルーは、揃えてしまえば後はあまり頭を使わず、「運次第」という傾向が強い。そういったことから、ダークブルーは初心者向けのカラーグループと言える。初心者でも運さえあれば勝ってしまうのがダークブルーなのだ。