スペイン旅行記

〜人はどこまでいいかげんな旅ができるか11〜

<登場人物>

るしふぇる 筆者。相変わらず英語はダメだが今回は一人旅。最近ヘンな度胸がついてきた。
人はそれを「油断」と呼ぶ。

 

第一章 出発(1日目)

第二章 マドリード(2日目)

第三章 古都トレド(2日目)

第四章 グラナダ(3日目)

第五章 アルハンブラ宮殿(4日目)

第六章 サグラダ=ファミリア(5日目)

第七章 モデルニスモ建築(6日目)

第八章 バルセロナ最終日(7〜8日目)


<<プロローグ>>

2007年6月〜7月で、8日間のスペイン一人旅にでかけた。

ちなみに会社に夏休み取ります!と主張して休暇を取ったのは一週間前。探し始めたのはその翌日で、2時間ぐらいで決めて旅行代理店にねじ込んだ。

というわけで、今回スペインに決めたのはまったく計画性が無い。
最初はトルコやインドネシアも考えたのだが、丁度いいツアーが無かったので諦めた次第。

まぁ、ヨーロッパなら言葉も何とかなるだろう…という考えが実は甘かったのだが、それは本編で追々。


行き先はマドリード、グラナダ、バルセロナの三都市で、飛行機とホテル、都市間の鉄道チケットのパック旅行。家にホテルのバウチャーと鉄道のチケットが送られてくるだけで、特に誰も面倒は見てくれない。

なお、スペインの通貨は昔はペセタだったそうだが、今はユーロである。
ここ数年、ユーロは物凄く上昇していて、気が付いたら168円ぐらいになっていた。

去年は130円台でそれでも高い印象が強かったのだが、さらに2〜3割上がってるわけだ。
780円ぐらいだったものが一年で1000円超えたイメージだろうか。

euro-graph.jpg

ここ2年間のグラフがこんな感じ。

ありえない。欧州連合がなんぼのもんじゃい!
円が頑張ってくれないと海外旅行がどんどん厳しくなっていく。

ちなみにスペインの公用語はスペイン語。ラテン系なので、どちらかというとイタリア語に近い。

また宗教はカトリックがほとんど。あとはフラメンコや闘牛が有名なぐらいか。とりあえずそんな前提知識の元に、波瀾万丈の旅が始まる。